糖尿病・肥満の食事療法
糖尿病・肥満の方の食事療法で特に注意するところを記載します。糖尿病・肥満の方は摂取エネルギー過多になると、体により負担がかかり、病気もさらに悪化してしまいます。
食べ過ぎは禁物
高脂血症の食事療法の食べ過ぎは禁物です。食べ過ぎは脂肪の過剰摂取となり、食事療法の失敗どころか肥満をも招き、病状が悪化します。医師と相談し1日に摂取するカロリーを適正にすることが大切です。標準体重から1日に必要なカロリーを求め、過不足のないカロリーを摂取することを心掛けましょう。
動物性脂肪の摂取を控える
動物性脂肪には飽和脂肪酸が多く含まれ、これは動脈硬化を誘発するLDLコレステロールを増やし食事療法を邪魔します。動物性脂肪の摂取は、動脈硬化を抑える効果があるHDL(善玉)コレステロールが低下するリスクがあります。HDLコレステロールは、植物性脂肪や青魚に多く含まれ、不飽和脂肪酸とも呼ばれ食事療法の味方となってくれます。不飽和脂肪酸は血中コレステロールを下げる作用をがあります。食事療法では脂質の摂取にはできるだけ植物性脂肪や青魚で摂ることをお勧めします。
コレステロールの多い食品を避ける
食事療法では、コレステロールを多く含む食品は控えて食事することが原則です。健常者のコレステロール摂取量は、1日300mg以下が目安といわれています。食事療法中は、特に鶏卵の黄身で平均約210mgのコレステロールがあるので要注意です。1回の食事で鶏卵を丸ごと1個分を食べないようにしましょう。鶏卵以外でも、魚卵(いくら、たらこ、すじこ)などもコレステロール含量が多いので控えるようにしましょう。
食物繊維を多く摂取する
食事療法では食物繊維の摂取が大切です。食物繊維は腸からの余分なコレステロールの吸収を抑え、体外への排泄を促進させます。現代人は1日平均4〜6g程度の繊維を摂取していると言われていますが、食事療法中は10g以上(最も効果的なのは20〜30g)に増やすことが必要です。
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